天皇賞・秋一覧

アエロリット戸崎はなぜ直線で最内を開けてアーモンドアイに譲ったのか?

第160回天皇賞・秋は、逃げるアエロリット(戸崎圭太騎手)を直線で内から一気に交わしたアーモンドアイが圧勝。アエロリットは、2着のダノンプレミアムからの首差3着と粘った。戸崎騎手「状態は、さらによくなっていた。自分の形で競馬ができたし、最後も2着に入りそうな感じがあった。本当にタフな馬」。

【天皇賞・秋】アーモンドアイが圧勝! 復権のVでGⅠ6勝目

10月27日東京11R「天皇陛下御即位慶祝 第160回天皇賞・秋」(GⅠ、3歳上OP、芝2000m、定量、16頭立て)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気アーモンドアイ(牝4、国枝)が勝利。タイムは1分56秒2(良)。2着にダノンプレミアム(3番人気)、3着にはアエロリット(6番人気)が入った。

スミヨン「18番枠でも勝てる自信がある。俺の帰りを日本人は皆待っていた」

7年ぶりに短期免許を取得したクリストフ・スミヨン騎手(38)。天皇賞・秋はサートゥルナーリアに騎乗予定だ。共同会見では「傲慢だとは感じないでいただきたいのですが、表情に出ているとおり自信はたっぷりあります。サートゥルナーリアも今朝、同じような顔をしていました」と茶目っ気たっぷりに自身のほどを語った。

栗田博憲師「93年の年度代表馬はヤマニンゼファーだと今でも思っている」

ヤマニンゼファーは、93年に安田記念連覇、天皇賞・秋も制覇。同年の複数GⅠ制覇は、他に牝馬2冠のベガだけだった。しかし、年度代表馬は、菊花賞しかGⅠ勝ちのないビワハヤヒデにさらわれた。栗田師は、「今思い返しても…」と表情をこわばらせた。あの年、一番輝いたのはゼファーだった-今も、そう確信している。

同じ逃げでも天皇賞を締まったレースにした川田と菊花賞を糞レースにした田辺 何が違ったのか?

戦前は超スローも予想されたが、前半1000m59秒4とほぼ平均の数字。1000m以降は11秒6−11秒3−10秒9と、ペースアップ。逃げた川田が意識的に仕掛けたラップで、前半59秒4のわりに4角でも隊列が縮まらなかった要因だ。中団より後ろの馬は追走だけでなし崩しに脚を使わる巧妙なペース配分であった。

藤沢和雄師「レイデオロは年内あと1戦。来年も現役続行」

藤沢師「レース間隔を詰めて使いましたが、やれると思っていました。出遅れもある馬ですが、今日は良い位置につけられました。ペースがあまり速くなりませんでしたが、大丈夫だろうと見ていました。これ位の距離が1番良さそうです。この秋は2回使っていますし、来年も現役という話なので、年内あと1戦になると思います」

【天皇賞・秋】レイデオロが差し切り勝ち! 昨年のダービー以来のGⅠ制覇

10月28日東京11R第158回天皇賞・秋(3歳以上OP、GⅠ、芝2000m、定量、12頭1頭除外、1着1億5千万円)は、C.ルメール騎手騎乗の2番人気レイデオロ(牡4、美浦・藤沢和雄)が堂差し切り勝ち。昨年のダービーに続くGⅠ・2勝目。ルメール騎手は3週連続のGⅠ制覇。タイムは1分56秒8(良)。

武豊が「天秋」「秋天」論争に決着をつける

第158回天皇賞・秋(3歳上、東京・芝2000m)は、7頭のGI馬を含む超豪華メンバーが揃った。出走馬は過去10年で最少の13頭。勝ち目のない戦いを避けた陣営が多かったのだろう。同レースが3200mから2000mに短縮された84年以降、出走馬が最も少なかったのは98年の12頭。それに次ぐ少なさだ。

藤沢調教師「菊花賞は運が良くないと強い馬でも勝てない。強い三歳馬は天皇賞に出たほうがいい」

バブルガムフェロー(1993年4月11日生)は、競走馬・種牡馬。社台ファーム千歳生産。現役時の管理は藤沢和雄厩舎所属。社台レースホースにより3600万(一口90万の40口)で募集。天皇賞・秋を4歳(現3歳)馬として制した初めての馬。主な勝ち鞍に朝日杯3歳ステークス、天皇賞・秋。95年最優秀3歳牡馬。

友道師「マカヒキには武豊騎手が合うとずっと思っていた。去年はキタサンがいて依頼できなかった」

マカヒキは、凱旋門賞(14着)遠征以降、結果を出せないまま2年以上が経過した。前走で復調の兆しを見せた今は結果が欲しい。その請負人に指名されたのが、初コンビ武豊だ。「武豊騎手が合っているんじゃないかと、ずっと思っていた。去年もオファーを考えたけど、ずっとキタサンブラックがいたからね」と友道師。